大切な愛車の輝きを取り戻す、
自動車塗装という仕事。
諫早市に本社がある株式会社岸自動車鈑金。吉田さんはその大村工場で勤務しています。
「当社は自動車の鈑金塗装を行っています。事故などで傷ついたクルマの凹みや傷の修理であったり、塗装が主になります。そのほかクルマの艶を維持するコーティングや、愛車をお客様の好きな色に塗り替える全塗装なども行っております」
自動車に関わる仕事がしたい!
県内唯一の塗装専門学科へ。
工業高校の機械科出身の吉田さん。将来は自動車に関わる仕事がしたかったと話します。
「高校卒業後の進路を考えていたとき、自動車に関わる仕事がしたいと思っていました。最初は自動車整備士を目指そうかと思っていたのですが、鈑金塗装の仕事に就いていた先輩をみて、塗装もいいなと思いました。しかし、自動車塗装の技能を習得できる学校は非常に限られています。佐世保高技専には県内で唯一塗装の技能を習得できる自動車塗装科があるので、入校を決めました」
佐世保高技専の自動車塗装科では、自動車塗装に限らず、さまざまな訓練があったといいます。
「高技専では、建築塗装・金属塗装・自動車塗装とさまざまな塗装の訓練がありました。私はやっぱり自動車塗装がやりたくて入校したので、自動車塗装の訓練は思い出深いですね。鈑金の訓練もあるので、就職後鈑金を担当した際に工具の使い方などを経験していたことは役に立ちました」
しかし、吉田さんはこうも話します。
「就職後感じたことですが、高技専も含めですが、学校などでは先生が『今日は○○を使ってこれをします』と準備してくれますが、実際の現場ではそんなことは誰もしてくれません。自分が何をすべきか判断することがとても重要と思います」
地道な努力の先にある達成感。
さらなる技術向上を目指して。
いまのお仕事のやりがいについて吉田さんに聞いてみました。
「塗装は準備が大変で、調色も何度も見本と見比べながら調整する必要があります。『足付け』という塗装下地を作って一度塗ってみてもやっぱり色が違うな、と思ったらまた塗装下地からやり直します。そのぶん綺麗に塗装できたら達成感もあります」
最後にこれからの目標について聞きました。
「自分が担当したお客様に『綺麗に直って嬉しい』と喜んでもらえるよう、これからも技術向上を目指して頑張っていきたいと思います」
“なりたい自分”を目指しているあなたへ
吉田さんからのエール。
高技専は専門的な技能を習得する場所です。“やりたいこと”がそこにあるのであれば、高技専での経験はきっと将来役に立つと思います。
今自分がやりたいと思っていることを考えて、夢に向かって頑張ってください。
〈取材協力〉
株式会社岸自動車鈑金
岸自動車鈑金は地域に密着し、お客様のカーライフに貢献できる鈑金塗装工場を目指し、日々技術の向上に努めています。日々進化していく自動車の高性能化に対応すべく、技術力・知識力を向上させ、お客様のニーズに応えられる技術・サービスを提供してまいります。