YELL

“なりたい自分”を目指しているあなたへ
高技専を修了し県内各地で活躍する先輩や、
県内企業からのエール。

YELL 板谷 翔

2025.10.30

未経験でも、夢へ最短で。
1年で身につける“現場力”

株式会社グッド・ハウス

リモデル部 施工管理課

板谷 翔さん

佐世保高等技術専門校 建築設計施工科 / 2022年修了

お客様の人生の一大イベントに立ち会う
家づくりという仕事。

松浦市の株式会社グッド・ハウスに勤務する板谷さん。現在は主にリフォーム・リノベーションに関わる現場の管理に携わっています。
「当社は新築の注文住宅からリフォーム・リノベーション、賃貸まで住宅に関わる様々なシーンの家づくりに関わらせていただいております。私は現在リモデル部という部署に所属しており、主にリフォーム・リノベーション現場の施工管理業務を行っています。お客様とリフォームについて一緒に考えたり、お見積りを作ったり、という業務です。また、現場の大工さんと打ち合わせをしたり、材料発注したり、やることは多い仕事です」

修了生からのエール 株式会社グッド・ハウス 板谷さん
高技専時代は寮に入っていたという板谷さん。同期の寮生たちと助け合いながら生活していたことはいい思い出だそう

未経験からの建築への挑戦。
走った道は、夢へと続く最短距離。

高校2年生の頃まで自分の将来、特に就職ということについてはあまり考えてはいなかったという板谷さん。いざ何の仕事をしたいのか考えた時に、家や建造物を見たりすることが好きなこともあり、建築関係のことを仕事にしたいなと思ったそう。
「スキルを持って最短で建築業界に飛び込むには、佐世保高技専の建築設計施工科は1年課程ですので、これだ!と思って入校しました。入校後覚えることがたくさんあって、大変でしたけど(笑)」
未経験から建築の道へ進んだ板谷さん。高技専での思い出を教えてくれました。
「思い出に残っている高技専の実習に模擬家屋の組立があります。クラスメイトと班を作って協力しながら実際の家を立てる実習です。墨付け・木材加工・組み立てと家づくりのことを一通りやるんですが、みんなと協力しながらの作業はとても楽しかったし、そのときの体験があるので、就職して現場の大工さんと話をするときも、工程のイメージが湧くので円滑に業務を進めることができています」

修了生からのエール 株式会社グッド・ハウス 板谷さん
取材を行った日、週末のイベントのために会社の駐車場にステージを建てていた板谷さん。大工の職人さんと会話しながらてきぱきと手際よく作業を行っていた

これからも目指すのは
「思いやりのある家づくり」

いまのお仕事のやりがいについて板谷さんに聞いてみました。
「新築もリフォームも、建築はお客様の人生の中でとても大きなイベントですから、そこに携わることの責任の重さを感じます。しかし、完成したときの達成感とお客様ご家族の笑顔やお礼の言葉を頂戴したときは私自身も幸せな気持ちになります。まだまだ経験も浅く、未熟な部分もありますが、何事にもチャレンジしたいですね。資格ももっと取りたいです。そして当社のモットーでもある“思いやりのある家づくり”に貢献したいと思っています。」

“なりたい自分”を目指しているあなたへ
板谷さんからのエール。

高等技術専門校は1年や2年といった長いようで短い期間ですが、やる気次第で専門的な技能を得られる良いところだと思います。就職すると訓練以上のことが必要にはなりますが、それでも高技専で得たものは必ず役立つはずです。ぜひ頑張ってください。一緒に長崎県を盛り上げていきましょう!

株式会社グッド・ハウス 外観

〈取材協力〉

株式会社グッド・ハウス

松浦市ほか長崎北部の不動産売買&賃貸・新築注文住宅・リフォーム・解体・イベント運営などを行っています。
みなさまのお役に立てるお家、みなさまに喜んでもらえるお家――「思いやりのある家」を考えるのが私たちの仕事です。