電気システム科 電気システム科では、一人ひとりに学びやすい環境を整え、仕事に結びつく実践的な訓練に取り組んでいます。これまでの多くの修了生が技能と資格を身につけて社会に貢献しています。 電気システム科の訓練内容 電気の基礎から応用まで、実習中心で堅実習得 電気は日常生活の中で必要不可欠なものです。電気の知識がなくても、年齢や学歴に関係なく電気の仕事に就けるように、基礎から応用まで2年間をかけてじっくり実習を中心に学んでいきます。 需要が高い通信工事についても習得できます 社会のデジタル化・IoT化が進み、通信技術者の需要はますます高まっています。当科では通信分野に力を入れており、光ファイバーの接続工事やネットワーク機器の設定まで、通信に関する工事・設置等の技能習得を行っています。 電気システム科の特色 1 電気工事士合格率100%(8年連続)! 建物の照明やコンセントなどの電気工事の仕事をするには、車の運転免許のように国家資格である「第2種電気工事士」の免許を持っていないと仕事に就くことは出来ません。全国平均で合格率約50%の国家資格も、電気システム科での訓練生の合格率は8年連続100%です。さらに受験料無料で校内で取得できるのも大きな特典です。 2 実践的な集中実習! 入社前の不安や戸惑いを解消できるように、インターンシップの経験や実践に近い環境で実習を行います。工具を初めて握る方・苦手な方でも、基本作業から応用実習まで安全第一で学びます。さらに入社後の資格取得は難しいため、仕事に必要な8つの資格や講習にも在校中にチャレンジします。 3 デジタル社会への対応・通信技術! 電気設備の自動化やデジタル化の普及が加速されている状況を踏まえ、ひとり1台のパソコン・タブレットを活用して学びます。インターネット技術や光ファイバーの接続実習を行います。併せて通信技術を活用したWi-Fi、webカメラなどのネットワーク設定も行います。 取得できる資格および受験資格等 第二種電気工事士免状 電気工事の仕事に就くには、国家資格である電気工事士の免許が必要となります。当科の訓練生は『第二種電気工事士』の資格を取得します。第二種電気工事士は家庭や小規模店舗などの配線工事、照明器具やスイッチの設置・交換工事、エアコンの取付工事などを行うことができる資格です。さらに訓練生は上位資格の『第一種電気工事士』の試験にチャレンジすることもあります。※ ※試験合格まで。免状交付には実務経験が必要になります。 その他の取得できる資格等 第一種電気工事士(試験合格) 2級電気工事施工管理技術検定(第一次検定) 工事担任者資格者証 (第一級デジタル通信) 玉掛け技能講習修了証 低圧電気取扱業務特別教育修了証 アーク溶接特別教育修了証 ガス溶接技能講習修了証 就職分野 電気工事士の資格を活かし、電気工事や設備施工・管理のほか、近年需要が高い通信設備工事で活躍しています。また、各種制御機器製造などの分野でも力を発揮できます。 電気設備工事関連部門 通信設備工事関連部門 制御機器製作関連部門 など 主な就職先実績はこちら