建築設計施工科
1年次は設計・施工の基礎を学び、2年次は「設計コース」「施工コース」を選択し、それぞれの専門科目を学びます。
建築設計施工科の訓練内容
想いを図面でカタチに
「設計コース」では、建て主の「想い」を情報として分析し、実現できるようにドラフターやCAD の製図機器を使い、図面という“かたち” にします。
図面を読み 建物へ形づくる
「施工コース」では、設計者が作成した設計図面を読み取り、自らの手で一つ一つの部材を加工し、組み立てていき、やがて建物という“大きなかたち” にします。
建築設計施工科の特色
1
コース分け訓練
全国の職業能力開発施設では珍しい、コース分けの訓練を実施しています。2年次には、「設計コース」か「施工コース」を選択して専門科目を学びます。
2
実践的な訓練
「設計コース」では、Jw_CAD やAutoCAD・アーキトレンドなどを用いた設計手法を習得します。「施工コース」では、手工具や各種木工機械等の操作法を習得し、模擬家屋の製作までの実践的な訓練を実施します。
3
建築士になる近道
2年間の訓練を修了すると同時に、「2級建築士」「木造建築士」の受験資格が得られます。また、免許交付に必要な実務経験年数7年が2年に短縮されます。その他、在校中には建築に関係する資格を多数受験しています。
取得できる資格および受験資格等
2級建築士、木造建築士
※訓練修了後ただちに受験可能
(免許交付には、2年間の実務経験が必要)
2級建築士は住宅などの比較的小規模建築物の設計・工事監理が可能な資格です。木造建築士は木造建築に特化した建築士です。それぞれ免許交付まで通常実務経験が7年必要ですが、当科を終了すると実務経験が2年に短縮されます。就職後早い段階で免許が交付されるため非常に有利です。
その他の取得できる資格等
- 2級建築施工管理技術検定(第一次検定)
- 2級技能士(建築大工)
- 福祉住環境コーディネーター2級
- ガス溶接技能講習修了証
- アーク溶接特別教育修了証
- 建築CAD 検定2級
就職分野
設計コース修了生はハウスメーカーや設計事務所などに就職、実務経験を積みながら建築士を目指します。施工コース修了生は建築会社・工務店等で大工や技術者として活躍しています。
- 木造建築施工関連部門
- 建築施工管理関連部門
- 建築設計関連部門
- 不動産関連部門
- インテリア関連部門
- エクステリア関連部門
- 型枠施工関連部門
など
“なりたい自分”を目指しているあなたへ
高等技術専門校を修了し
県内各地で活躍する先輩たちからのエール。


