電気システム科 電気システム科では“電気工事”と“制御”の2つの分野について実習を中心に訓練しています。 電気システム科の訓練内容 電気工事 “電気工事” では建物の照明やコンセントの配線・配管・器具の取付などの基本作業を学びます。電気の配線をする場合は、図面を読み解く必要がありますが、製図やCAD実習を行うことで理解を深め、即戦力として活躍できる人材を育成しています。 制御 “制御”ではシャッターなどの機械を動かすための制御盤の製作や信号機等のプログラムの製作を行うシーケンス回路を学びます。シーケンス回路には配線作業を行う有接点回路と、パソコンでプログラムを入力する無接点回路があります。そのどちらも訓練することで、制御盤の製作や設備管理ができる人材を育成しています。 電気システム科の特色 1 就職実績100% 電気システム科では在校中に志望した企業に内定を頂いています。電気工事を中心に、制御盤・配電盤の製作、工場・ビルなどの保守・メンテナンス、さらには消防設備の設置・点検など幅広い分野の仕事に就くことができます。 2 国家資格の指定校 (経済産業省) 電気システム科は第二種電気工事士養成施設に指定されています。1年の訓練終了後には申請によって電気工事士の国家資格を取得します。第二種電気工事士を取得すると、2級電気工事施工管理技術検定(第二次検定)の受験資格として必要な実務経験年数を短縮できます。 3 安心の内定プロセス ミスマッチ防止のため、内定前に企業説明会・インターンシップ(現場実習)・会社訪問を行っています。入社前から内定先企業の先輩や担当者を知ることができ、不安なく初めての就職に臨めています。 取得できる資格および受験資格等 第二種電気工事士免状 電気工事の仕事に就くには、国家資格である電気工事士の免許が必要となります。電気システム科の訓練生は『第二種電気工事士』の資格を取得します。第二種電気工事士は家庭や小規模店舗などの配線工事、照明器具やスイッチの設置・交換工事、エアコンの取付工事などを行うことができる資格です。さらに訓練生は上位資格の『第一種電気工事士』の試験にチャレンジすることもできます。 ※試験合格まで。免状交付には実務経験が必要になります。 その他の取得できる資格等 第一種電気工事士(試験合格) 2級電気工事施工管理技術検定(第一次検定) 2級技能士(電気機器組立て) 消防設備士甲種第4類 玉掛け技能講習修了証 ガス溶接技能講習修了証 アーク溶接特別教育修了証 フルハーネス型安全帯特別教育修了証 低圧電気取扱業務特別教育修了証 就職分野 電気工事士の資格を活かし、電気工事や設備施工・管理の即戦力として活躍できます。また、各種電気設備の制御盤製造分野でも力を発揮できます。 電気工事部門 設備管理部門 制御機器部門 など 主な就職先実績はこちら